4ヶ月ぶりに働いた話
今日、久しぶりに働いた。といっても親の職場の雑務の手伝いだけど。給料は出るらしい。
何時から何時まで、給料いくらか、何も知らされないままユルユルで「明日、ちょっと作業手伝ってほしいねん」と。
まあ暇だしと思って、ゆきました。この辺のハードルがナチュラルにクリアできるのは、少し良くなってきた証だと思う。
今思えば母の根回しがあって、職場の充実した人間関係の話をずっと私に自慢したり、職場の同僚が我が家にご飯を食べにきたら(先日、庭先で焼肉した)、そんなこんなで。
母が私のリハビリ環境として自分の職場を使おうとしてくれてるのは前々からの話で。普通に雇おうとしてくれたり、(断ったけど)そんなこんなで。
ユルユルだけど、人から成果を期待されるというのは緊張します。朝からソワソワ。あーソワソワ。
予想の100万倍ゆるい環境で、不要な緊張もなく、作業に集中できました。みんな優しい人だった。
職場には、以前家に遊びに来てた母の同僚の方がいて、この人は大きく構えていて、会うと少し安心する。私が働いてないのを知っている。
私は、家で作った晩御飯を母に写真で送る習慣があるんだけど、それを一緒に見ていたそうで、初対面の時に「私のも作ってくれ」と頼まれた。
そんなこんなで、4ヶ月ぶりの労働は、無事に終わったのであった。
明日は縁があって、なかなかいいクラシックのコンサートを聴きにいけることに。チケットを無料でいただいた。楽しみだ。おそらく、図書館の本は返せない。
傷ついた話、それと対峙する。
図書館から借りてる本の期限が昨日切れてた。そりゃそうだ。この2週間、演奏会のことで本なんか読んだら暇なかったもんね。
そんなことをボソッと言ったら、57歳になったばかりの父が何度も「いつ図書館にいくの?」と聞いてくるので、へーへー行きますよと適当に答えていたら、「返せないなら借りてくるんじゃねえよ」と声を荒げたのでした。
一瞬言葉を失ってしまって、特に気にしてない素ぶりで「はーいはい」と答えたのだけど、傷ついた。そして「うるせえ馬鹿野郎」て思ったけど、「返せるように計画的に借りなさい」という話は正論な訳で、そんなことをウダウダと考えていたら時間が経っておりました。
少し時間が経った今の心境としては、
・この人、昔から口悪いんだよな。少しボケたのかな。言った後に反省するタイプの人だから、まあいいんだけど。が40%
・「借りるんじゃねえよ」とまで言われる筋合いねえだろクソ親父この野郎!返せないから借りないより、返せないけど借りるくらいの勢いが大事なんだよ!知らんけど!が60%
といった具合である。
これから、こんな感じでショックを受けたときには処理していけるようになりたいなあ。今回は、その練習みたいなもんだったとおもう。
被害と加害
家に帰ると父は、通っているデイケア施設にいる困った利用者の話をする。ほぼ毎日する。
話しかけても無視するだとか、机の上にゴミを置くだとか、ずっとくだらない話を続けるだとか、トイレに入っていたら開けてくるだとか、そんなこんなで気にくわない人の話をする。
今日はいよいよ辛抱ならず、怒鳴り散らしてやったと得意げに語っていた。
被害と加害は、誰がいつ切り取るかによって異なってくる。
誰も、被害をうけたという認識を否定することはできない。
そしてもう一つ全ての加害は正当防衛たりえるだろうか。私の答えは、Noである。加害の中には、なんの論理も持ち合わせてないものがある。論理つまりコミュニケーションを要求しない、ただの暴力が存在する。
これはいかなる時も、許されてはいけない。
一つだけ決めてたルール
しばらく前まで書きたくて書きたくて仕方なかったんだとおもう。いま、そうでもない。ここ2週間くらい。
それでも書いていこう。言いたいことは何もないけど、流れ出るものくらいあるだろう。それが字になるか、実験だ。
コンサートが終わって打ち上げの席だったかな。遠方から出演しに来てくれた信頼のおけるメンバーが「あなたは、私の地元ではよく名前をきくわよ。でも悪い噂が多い。なんでかね」と。
なんも心当たりがないし、ましてや面識のない人から悪いように言われるなんて…!あまり悪い気はしない。むしろ面白い。「馬鹿だなあ」とおもう反面で、私のことが気になって仕方ないからだろう。コンサートを乗り切った自己肯定感オバケの私には、他人の悪口などハナクソ同然なのである。
まともに話したこともない相手を悪くいうなんて、本当に。よっぽどツライ経験をしたのだろう。もしくは自分は自分の物語の主人公であることにまだ気づいてないのか、それを否定しているのか。可哀想ですらある。
かつての私もそうだったことを、ふっと思い出した。
「私も悪い噂だけ聞いてたから、最初は少し怖かったけど、普通にいいやつだもんな」と。そうだよ、当たり前だ。
ギャップ萌えがすごかったらしいので、悪口言ってるやつらもいつかギャップで燃やし尽くしてやろうと叫んで、ガハハと安い日本酒を流し込んだ。その辺から、あまり記憶はない。
うつを経験して、今回のコンサートプロジェクトで一つだけ決めてたルールがある。それは、全てのメンバーを「この人は、この人だけの輝かしい物語の主人公として生きることができる」と信じること。
誰にも言ってなかったけどね、そう決めて取り組むとみんな、だんだん分かり合えたんだよな。
こんなキナ臭いことは、口が裂けても言えないけどね。ふふ。
後片付け
コンサートの後片付けです。
お金のことや、
各所へのお礼
至らぬことも多々ありつつ、
なんとか終わりを迎えました
そして次が楽しみになる!
素敵な仲間と良い時間を過ごせました。
これが終わったら、就職活動を始めます。
根拠はないけど、前向きだよ。