根が深い。

自己愛を手なずけたい人へ。

悩みごと

このブログはもともと鬱で無職のおっちゃんだった私が始めたものです。繊細の極みだった頃、読みたくない文章がありました。これから書くことはそれに入るかもしれない。いや間違いなくはいる。読みたくない人は嫌な予感がしたら、戻ってください。せめて読んだ後味だけは悪くないように仕上げてみます。無論、誰かを怒らせたり傷つけたりする意図は毛頭ございません。

 

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職場のベテランが立て続けに2枚やめるので、毎週採用の面接をやってる。人事のおっさんは声がでかくて品がない。

 

嫌な会話が耳に飛び込んできた。

 

「(面接を終えて戻ってきて)全然あかんわ。精神疾患で今も投薬中。月1回は通院させてくださいだって。そんなん聞かされたら取れるわけねえやん。声も上ずっとって、ソワソワしてから。」

「そんなん言って採用してくれる会社なんか、あるわけねえがなあ。あはは。」

 

こんな声が聞こえて来て思わず、思考が停止してしまった。私は、働かずにいた5ヶ月間を父の介護と説明した。嘘ではない(笑)

働き始めてから、何か話の流れで「かつて鬱だった」という話はしても良いかなくらいに思っていた(いる)し、面接で病歴を話すことになったとしてそれで落とされる職場には行かなくていいと思っていた。

 

でも実際に、目の当たりにすると、まあまあ、いやかなりショック。

 

冷静に考えると、月1回やすめない職場なんて、ワンオペ牛丼店の店長にでもならない限りは、普通は有り得ないわけですが、やはり心配で質問したのでしょう。

面接する側も、このひとソワソワしてて印象悪いなあと思っていたところに、精神疾患の話が登場したので、やっぱりか!となったのかな。

 

双方の気持ちを察することは容易ですが、そんなことを職場で大声で話してしまう品格のなさに、驚かされたわけです。

 

自分の周りにそういう人がいないのかしら。ましてや、自分もそうなる可能性があるなんて1ミリも想像できないのだろうなあ。私もそうだった。

いや逆に、普段からとてつもない孤独を抱えていて、精神疾患の人と対峙すると自分の中の弱さを見ているような気持ちになるんだろうか。だとしたら、それを誰かに声高に聞いてもらうことで自分を保っていると考えることもできるのか。

 

朝からこんなツマラナイことで悶々としてしまつまて、いいや。この仕事、やめてしまおうと思った。他にも、小さいことが重なり、あ!?!?となってしまった。

 

何かを期待しているから、そうなるんだなと思う。責任あるポストの人には、品格が備わっていてほしいと期待している。そういうことなんだな、俺。

また別の職場に行っても、やっぱり何かを期待する限りは同じように悶々とするんだろうな。期待しすぎなんだな。この期待を、良い感情に切り替えられたら良いのだろう。まあ気長に。

 

でも、やはり期待をやめられないなら、仕事をやめよう。期待してしまうからこの不倫を止めよう。みたいな感じって、こんな感じなのかな。違うかな。知らんけど。