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根が深い。

ネアカとネクラな世界を行き来する陰陽師。

何を名乗るか。

自己紹介が昔から苦手だった。自分を規定したり、切り取って分かりやすくすることが苦手だった。自分をどう切り取るかは、相手を何者だと思っているか?という問いの答えを反映しているのだと思う。相手を規定することも、そこから逆算して自分を切り取ることも嫌いだった。今でも苦手だ。

 

社会に出て、大人になるにつれて私は自己紹介を覚えた。自分の名前を名乗るとき、それと一緒に相手にわかりやすい所属を伝えることがある。働いてたときや、趣味サークルの活動において、自分の所属を伝えるのは自然なことになっていった。所属を利用することも学んだ。

 

でも、しばらくして、趣味の繋がりにおいては、所属を意識して言わないようにした。余計なことが増えていったから。

 

自分が好きなこと/いいと思った事や、ツマラナイと感じたことや、自分が何を考えているかを大切にして人とコミュニケーションとりたい。純粋な自分を相手に感じてほしいと思うから。

 

だから、自分が何者であるかについて考えすぎず、規定も期待もしすぎず、そういうことだ。

 

そしていつかまた、否が応でも他人に自分を分かりやすく切り取られてしまったときに、そんなこと気にしない根の深さを備えるために、そういうスタンスで等身大の自分を尊重したいのだ。