人から可哀想と思われること
自己評価と他者評価の乖離は不幸の一つの形だと思う。もう一歩手前に、こう思われたい私と、そう思われてないであろう私の乖離という自己完結型の不幸があると思う。
土曜のひよっこは、よかったですね。
行方不明になった父の代わりに上京し、自立して生き、星に語りかけちゃったりする、茨城出身の主人公。
親不孝に生き、星に語りかけちゃったりする主人公を茶化し、主人公の境遇に哀れみを感じる同い年の東京の女。
東京の女は、主人公から叱られます。「自分で決めていくことを自由と呼ぶのであって、今の境遇を可哀想と言われるのは心外である。」
一緒に上京してきた幼馴染は、主人公の達観に驚き、そんなこと考えてたのけ?と方言で。
田舎生まれのおっとりした娘の中にだって、自立した人間性は育つんだよ考えてんだよってことを、ずいんずいん提示してくれた回でした。
日々の生活で、選択する決める習慣を持っておくことは、豊かさのキーの一つですね