どこがすき?から始める
歌の指導にいってまいりました。
始めに聞かせていただくと、表情が硬い。首をかしげたりしながら歌っています。外へ伝えたいという気持ちより、自分が間違えず歌えているかどうか。という気持ちが先行している印象を受けました。
楽譜を伏せてもらい、この曲の好きなところをいくつか挙げてもらったり、歌詞を読んでどんな抑揚が届きやすいか?というアプローチで、外に向けてなにを発信して行くかを意識してもらいました。
私、こんな音が出せるんだ!という感想が聞けてよかった。
来た価値が発揮できたようです。
自分がいいとおもうほうに向かい、出来ていることに気づき、そこから芋づる式に苦手だったことを解決していく。ふと考えると、無意識にアドラー心理学を応用していました。
本番の演奏が楽しみです。