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根が深い。

ネアカとネクラな世界を行き来する陰陽師。

掴めない気持ちを無視せず慌てず見つめる練習

仕事に行かなくなって最初の1ヶ月、通っていたクリニックの話。そのクリニックでカウンセリングしてもらったとき、ドクターは私に言った。

 

「あなたは自分の気持ちを、かなり明確に言語化することができる。なので、自分の感情に気づいた上で、その感情を瞬時に「無駄なものだ」と処理する癖がついてるんですね。あなたの中には5歳児のあなたがいて、辛いときや悲しいときは泣いたり怒ったりしてます。その声を抑えつけているのです。短期的にはそれでストレスの回避になったとしても、積み重なったものは深い可能性があります。まず、自分の気持ちに気づいて、それをどう処理するのか、その思考の習慣を筋トレのように養うことが有効でしょう」

 

迷いのない口調で簡潔に、優しく教えてくれた。雷に打たれたような気分だった。そして、ドクターは限られた時間で、私にあるワークを施してくれた。

 

ざっくり書くと、

❶傷ついたシーンを思い出す❷身体に何かを異変を感じているか確かめる❸5歳児の自分が感じた気持ちを、思いつくだけ言う❹その中から1つ選ぶ❺5歳児の自分に心の中で優しい声をかけてあげる❻身近にあるクッションを抱きしめる❼最後にまた会いに来てね、いつでもいいんだよと声をかけてあげる

 ※文章だと伝わりにくいと思うし、私もドクターに導かれて辿り着いたので、これをそのままやれば良いというものではないと思うのだけど。

 

私はこのワークで滝のように涙が出てきて、フッと楽になった。こんな風に自分を整理できる思考の整理を、なるべく1人で。時にはパートナーと。やれる方法を探したいと、無意識に思うようになった。

これが、この数ヶ月間、本屋や映画を今までにない勢いで見漁っていた、無意識の根源的な動機だったのだ (と、今日気づいた)

 

そして昨日、図書館で借りたある本。あの日、クリニックで何が起こっていたのかを分かりやすくシンプルに教えてくれる本に出会いました。感動。感動やで。

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フォーカシング。自分の気持ちを「あー、私は○○を感じているなあ」という事実に着目するだけ。中身を焦って解決しようとせず、その○○が語りかけてくれるまで、焦らずその気持ちを眺めて、育てるような内的取り組み。フォーカシングで何かを見出さないといけないという強迫的な観念は棄却して、自分の思考の緩さを許容することで、緩やかにかつ確実に○○との適切な距離感を見つけていく取り組み。

2005年に出版された本なので、今はもっと新しくなってるのかな。もうちょい探してみようかな。

 

なんか自分のことが見えてきた感があるなあ。